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2008年7月30日 (水曜日)

マジコンついに提訴

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任天堂は、ニンテンドーDS向けにソフトを供給している54社と共同で、「R4 Revolution for DS」などのいわゆる「マジコン」と呼ばれる機器を輸入・販売している会社を不正競争防止法に基づいて東京地方裁判所に提訴したと発表しました。
これらの機器を用いると、インターネットの違法アップロードサイト等から入手した、本来ではDS上で動作しないはずのゲーム・プログラムの複製物が起動可能となり、これらの輸入・販売によって任天堂などのソフトメーカーは大きな損害を受けています。
任天堂およびソフトメーカー各社は、「このような機器が市場に蔓延することにより、コンピュータゲーム産業全体の健全な育成・発展が阻害されると判断し、同種同等のいわゆるマジコンと呼ばれる機器に対して、継続して断固たる法的措置を講じる所存です」としています。


秋葉原や巷のソフ○ップなどでも普通に売られていたマジコンですが、ついに輸入販売差し止めを求められました。
マジコンとはテレビゲームのROMイメージをバックアップするための機械の総称のことで、自分が所有しているゲームのセーブデータをバックアップする目的でのコピーは日本国内では認められているため違法性が無く、バックアップ目的での売買、所持、所有には影響がないとされていました。
しかし最近では、(マジコン経由だと船から降りられないように対策が取られた)DS版のドラゴンクエストⅤのマジコン対策が速攻で破られたり、インターネット上でROMイメージが堂々と公開されていたりとメーカーと不正ユーザーとのイタチごっこ状態。

それでついに提訴になったわけですが、秋葉原の店頭やAmazon等のインターネットショップでは相場が微妙に値上がりしたもののまだ普通に売られていたりします。
個人的にDS用のマジコンを使って動画や音楽の視聴、有志が開発した自作ソフトなどの起動などバックアップ以外の用途に活用できると考えていたので、将来的に店頭から消えてなくなるのは残念ですね。
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自作ソフト起動環境が欲しかったので、市場から消える前にDSTTを買っておいた。
値段は送料込みで4280円(2980円前後が過去の相場)
DS用のマジコンは沢山種類がありますが、R4かDSTTのどちらかを購入すれば問題ないかと。
主な違いに関しては、DSTTがmicroSDHCに対応していて、R4が対応していない。
2GBくらいで十分なら対応してなくても問題はないが、今後4GB以上を必要としているのならDSTTの方がおススメ。
DSTTの日本語サイトは閉鎖してしまいましたが、カーネルなどは中国、アメリカの公式サイトで入手可能。
日本語版のものに関しては海外で探せば見つかります。
なおR4に関しては偽物がかなり流通しているので購入する店を選ぶ必要があり。
他のマジコンだとハンダの不良から、DS本体がヒューズ切れを起こして修理行きになるものもあるらしい。
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↑インターネットで検索するとよく見つかるn5 Revolution for DS
3000円~で売られたりしているが、過去の相場は1980円程度。
R4のmicroSDHC対応版といえば聞こえはいいが、劣化コピー品。
Wikiだと現存するマジコンの中で最低最悪品質のマジコンとまで書かれている。
バッテリー消費が激しく、カード自体が熱を持つため、最高輝度だと2時間程度のバッテリーの持ち。
DS本体がヒューズ切れを起こす可能性があるのはこれ。
値段が安いのが強みといえば強みだが、玄人向けだそうだ。

念のため確認しておくが、マジコンは現時点でもかなりグレーである。
使う人によって合法になったり違法にもなる。
今後どうなるかは分からないが、購入する場合はその辺を理解した上で使いましょう。

【参考リンク】
DealExtreme: Cool Gadgets at the Right Price - Site-Wide Free Shipping
※海外サイトで購入する場合、送料とかがかなり高くなる傾向がありますが、ここは送料込みで売られています。
DSTTなどは8月7日に再入荷するみたいなので、下手に高い値段で買うよりかは時間が多少かかってもここで買うのがいいかもしれません。

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2008年7月26日 (土曜日)

CWCheat v0.2.2 Rev.C

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CWCheat関連の記事が未だに需要があるみたいなので、
現時点での最新版であるCWCheat v0.2.2 Rev.Cの導入記事を書いておきます。
CWCheatとは要するに、
改造コードを使ってゲームを改造したりするツールのこと
要するにチートツールですね。
これを使うことでお金や経験値をMAXにしたり、敵を一撃で倒せたりと色々と出来るようになるわけです。
以前のバージョンでは新しいソフトが発売されたら手動でコードを追加したり、データベースを入手する必要がありました。
しかし最新のバージョンでは、PSPがインターネットに繋がってさえいれば
新しいソフトの改造コードを無線LAN経由で簡単に更新することが出来るようになっています。
かなり便利になっているので早速導入してみたいと思います。

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2008年7月16日 (水曜日)

PSPに移植してみる系 総まとめ

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当ブログでいままでに扱った「PSPに移植してみる」系のリンクをまとめました。
移植といっても変換しただけだったりしますが、興味がある方は挑戦してみてください。

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2008年7月 4日 (金曜日)

PspStates Experiment v2 for PSP Slim

ステートセーブ機能を実現するプラグインである「PspStates Experiment plugin for Slim」の修正版「PspStates Experiment v2 for PSP Slim」がリリースされました。
前回のバージョンからの修正点は以下の通り
・内部のタスクに関する重大な不具合の修正。
・ローカルステートセーブ機能とグローバルステートセーブ機能を追加しました。

ローカルステートセーブ機能・・同一のゲームのセーブデータをいつでも読み込みすることが可能。
グローバルステートセーブ機能・・UMD、ISOファイルが元の場所にあれば、いつでも読み込むことが可能。
・スリープモードのバグを修正。
・UMDゲームやISOロードのどちらにも対応。ただし内部のフラッシュを一部書きかえる必要あり。

「PspStates Experiment plugin for Slim」でのステートセーブデータを使うと影響が出るかもしれないので使わないこと。

となっています。
セーブについての機能追加と重大な不具合の修正が行われたらしく、これで更に使いやすくなったと思います。
さっそく導入してみます。

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2008年7月 3日 (木曜日)

PspStates Experiment plugin for Slim

CFW 4.01M33で追加されるはずのステートセーブ機能ですが、Dark Alex氏から独立したプラグインとしてリリースされました。

今回リリースされたプラグインを導入するにあたっての注意点は
・メモリースティック内、及びNANDのバックアップを取ることを推奨。
・PSP-2000専用のプラグインであり、PSP-1000では動作しない
・CFW 4.01M33-1/M33-2の両方で動作可能。
・使用するメモリースティックは正規の物を使うこと。変換アダプタなどを利用しないこと。
→変換アダプタを使っても、動くことは動きますがサポート外です。
・正規のもの以外のアダプタではロードが遅くなる可能性があります。
・UMDロードではなく、NOUMDにて使用すること。その際にはM33 Driverを推奨
→・M33 Driverのnp9660ではプラグインの挙動が違ってくる。
・今回のプラグインはCFW4.01M33でのみ動作する物です。この先、CFWがアップデートした場合、使用することは出来ません。
・セーブしたゲームのパスやファイル名は容易に変更しないこと。
・このプラグインは他のプラグイン、自作ソフトとの互換性はありません。

このプラグインはPSP-2000専用なので、PSP-1000の方は残念ながら導入することが出来ません。
それでは導入してみます。

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