DSTT、ロット6の不良品には要注意
■DSTTロット6 比較画像■
※画像はクリックすると拡大されます。
この写真だけではどこに不良があるのか全く解りません。
どちらも正規品ですので、従来の確認方法では不良かどうかを判断することは出来ません。
こちらが不良DSTTの側面です。
ここの溝(?)の部分に問題があります。
こちらが正常DSTTの側面です。
一見違いは分からないと思います。
しかし両方を並べてみると・・・・
比較画像です。
溝の部分を見ると不良DSTTのほうが溝に高さがあります。
この高さが原因で、NDSからDSTTを引き抜くときにピンに引っかかってしまいます。
自分のDSTTロット6が引き抜くときに「少し固いかな?」と思ったら確認してみてください。
これを使っているとDS本体を壊す可能性があります。
実際に不良DSTTを使っていて壊れた画像です。
見にくいですが、NDS内のピンが折れ曲がっています。
質の悪いDSTTにはご注意ください。
【今回の比較を通して】
DSTTの不具合といえば、ガワの不良によってカートリッジの抜き差しがしづらいというのが思い浮かぶ人もいると思います。
その場合はWikiにある「ロット7のカートリッジ改造」を参考にして削っていたと思います。
私の場合もロット2で同じ症状にあっていたりしますが、今回の場合は別の場所が関係しています。
もしロット6の正規品を購入したのに、使っている最中に何か違和感がある・・
と思った方は直ちに使用を止めて、上記の溝を確認してください。
解決策としてはその部分を削るという方法があります。
具体的には
このまま普通に削ってしまうと基盤まで削ってしまう可能性があるので、一度分解してから一つ一つの溝を削ること(豆知識にもあるように簡単に開けることが出来ます)。
これだと結構手間がかかってしまうので、いっそのこと、溝、格子状の部分をR4のように切り取ってしまうという方法もあります。
間違って削りすぎると大変なことになるので、削る場合は自己責任の下で慎重に行ってください。
なお他のロットでも同様の症状が起こる可能性があるかもしれません。
ロット6じゃないから大丈夫だとはくれぐれも思わないこと。
本体を壊してからでは遅いのです。
【追記】
溝の深さについての問い合わせがあったので、輸入者様から画像を新たに提供してもらいました。
どうやら従来のロッド7やロット2などと比べ、新シェル版の溝の高さが違うらしい。
具体的には
ロット7では溝になる部分が基盤より低い。
私の場合は溝の高さは約1mm
それに対し、
ロット6の正常品は基盤とギリギリか少し低い位置にある(写真では高く見えていますが)
ノギスでの計測で1.55mm
ロット6の不良品は明らかに基盤より高い位置に溝があるそうです。
ノギス計測で1.85mm
画像をクリックすれば拡大した画像が表示されます。
(08/10/24日追記)
<豆知識>輸入者様からの提供です。
DSTT ロット6は接着剤でガワを固定していないので簡単に開けることができます。
私の場合、精密ドライバーのマイナスを隙間に入れてR4と同じように解体できました。
もちろん元通りに戻すこともできます。
他の記事で見かけた偽物はシールの張り方が雑などの情報は全くあてになりません。
私の場合ですが、シールも貼られていない状態で入荷します。
シール貼り、箱組立は輸入した方の作業です。
(中国商社、中国ショップで何度も購入していますが組み立てられて来たことはありません)
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