ロット7のチラシの裏
ロット7のDSTTにFake1とTrueが混在していますが、microSDカード差し込み口付近で判別することが出来ます。
上記の画像の左はFake1のロット7、右はTrueのロット7。
殻を割ってみるとFake1にも金●が存在していることが分かります。
ちなみにTrue(ロット7)の画像右上にあるフラッシュメモリですが、今まで使われていた「AMIC A29L400TG-70」ではなく、SHARP製の「F160BGHB-BTLZ0」が使われています。
ちなみにAMIC製もSHARP製も「製造したメーカー」が違いますが互換パーツです。
となると当時は最低でも二つのメーカーのフラッシュメモリがTrueとFakeのDSTTに採用されていたことになります。
【ここから後はチラシの裏】個人的な考えとしてはTrue
ロット7が製造されていた今年の夏前後まで「A29L400TG-70」が使われていたが、途中でSHARP製の互換品も使われるようになった。
面白いことにその時期に内部分裂が起こりましたし、その時に部品の調達先が変更されたのかなと。
補足として製造工場側は分家側だったり。
→内部分裂→SHARP→新シェルに切り替え→INTEL→構造大幅変更→INTEL
Fake
→内部分裂→AMIC→新シェルに切り替え→EON→?
DSTT Advance
→ATMEL→?
こんな感じになっています。
記事を修正しました。
それで現在流通しているロット6では新シェルに変更されたため、内部の構造が変更されています。
分かりやすい変更点といえば、microSDの差し込み口付近の構造だと思いますが、
右上のフラッシュメモリも、形状は違うが、機能面では互換性のあるインテル社製「F16083TA-OXDL51」に完全に切り替わっています。
ちなみに公式サイト上の画像ではチップの上に「Ver2.0 0835」というシールが貼られています。
ということは新シェル以前に販売されていたAMIC or SHARP製のチップが使われているDSTTは「v1.00」ということになります。
こう考えると旧シェルでSHARP製の「F160BGHB-BTLZ0」が使われていた個体はかなり少ないかなと思います。
性能面では全く変わりませんが、ある意味レアなのかもしれませんね。
【追記】
箱に入ったDSTTは2008年7月で生産終了となっています。
現在は簡易パッケージ版に切り替わりました。
もし箱パッケージ版を未だに販売している店があった場合は要注意です。
偽物の可能性があります。
ただし7月以前に製造された旧シェル版が売れ残っている場合は例外です。
入手する際は確認しておいてください。
| 固定リンク
「Nintendo DS」カテゴリの記事
- 初期のDSTTiをVer1.4J以降に対応させる方法(2009.12.29)
- 青いDSTTiは本物?偽物?(2009.06.12)
- DSTTi 殻割レビュー(2009.02.11)
- 痛○○シリーズ製作に便利な機械(2009.02.04)
- DSTTiがDealextremeにて取り扱い開始(2008.12.18)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント