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2008年12月15日 (月曜日)

DSTT Advance v1.16対策版

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最近流通しだしたDSTT Advanceはボヤッキー氏製作の「Fake Detector1.16」で真贋判定をしてみると、True(734D849F)と判定されてしまいます。
本来であればDSTT Advanceの判定は「Fake」という結果になるはずですが、何故Trueと判断されてしまったのでしょうか?
実際に殻を割ってみて比較してみた。
なお情報&画像提供は使用者A様から頂きました。
誠にありがとうございます。

200812158
左がDSTT Advanceの初期版、右が最近流通しだしたものです。
右のDSTT(以下:対策版表記)に使われているフラッシュメモリはATMEL AT49BV001が使われています。
これだけなら修復対象にもなると思いますが、違いが分かるように赤い○で囲んでみたところ、フラッシュメモリ部分の左側上から7番目、8番目の脚がショートされていることが確認できます。
200812157
裏返してみました。
違いが分かるところを赤い□で囲んでみました。
見ると配線パターンとが穴の形が変更されいます。
参考までにFake DSTT - Nintendo DS マジコンWikiで公開されている基板画像では裏の配線パターンは同じでも、フラッシュメモリ部分の左側上から7番目、8番目の脚がショートされていない点から考えて、
200812159
画像のような流れになったのではないでしょうか?
この辺はあくまで推測になるのですが、少なからずv1.16対策版がリリースされていたことだけは事実のようです。
恐らく今後リリースされる本家v1.17カーネルではこの対策版もフラッシュ書き換え対象になる可能性があります。
DSTT AdvanceでTrue(734D849F)判定になった場合は注意が必要です。

【追記その1】
ATMEL AT49BV001ANTのデータシートを確認してみたところ、WEとVCCをショートさせるとライトプロテクトがかかる模様。
今回のATMEL AT49BV001も同様の箇所がショートされている点から考えて、生産済みDSTT-ADVをv1.16カーネル対策版に変える一番効率が良い方法だったのではないかと思われます。
これならフラッシュメモリを書き換えられる心配はなさそうですし、本家側もお手上げですね。
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フラッシュメモリ部分の左側上から7番目、8番目の脚がショートされていますが、このハンダブリッジを除去することによって、DSTT-ADVの初期型と同じ仕様に変えることが出来ます。
これならFake DetectorでもFakeと正しく判定されるようになりますし、修復も可能になります。
また逆に初期型の同箇所をハンダブリッジさせることによって今度はv1.16対策版にすることも可能です。
ただ細かい作業になると思うので手先な方以外はやめた方がいいかもしれません。
試す場合はあくまで自己責任で。

【追記その2】
今回の件について他の人も疑問に思っていたのかボヤッキー氏に聞いてみたようです。
以下そのまま転載
>>結論としては、プログラムからフラッシュへ書き換えはできないよ。
現状のfake-killerは、完全に無効化されているし、FakeRecoveryでも書き換えはD出来ない。
フラッシュへのコマンドを発行しても、フラッシュは応答しないので、IDのように見える、734D849Fは、100h番地のメモリの値になっているだけ。


要するにv1.16カーネルのFakeを壊す仕組みは完全に無効化されている。
フラッシュメモリへのコマンドを発行しても、フラッシュメモリは応答しないので、IDのような値が表示される。
つまりIDのように見える「734D849F」は、100h番地のメモリの値になっているだけ。
フラッシュが応答しないということはFakeRecoveryでも書き換えは出来ない。

こんな感じでしょうか。
現在流通しているDSTT-ADVではv1.16対策が既に取られていたみたいですね。

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コメント

最近カーネル更新がありませんが・・・
R4と同じ末路を辿っているのか?圧力か?DSi解析で忙しいのか?
興味が尽きませんなぁ・・

マジカルにて、新IC搭載NEW・DSTTが発売されたようです。
こちらのレポも期待してます。

投稿: あ | 2008年12月15日 (月曜日) 午前 07時30分

>あさん
>>DSi解析で忙しいのか?
DSTTiというマジコンの画像が一部で公開されています。
これが本当にDSiで動作するのかは正直疑問ですが、少なからず解析作業自体はしているんでしょうね。

>>新IC搭載NEW・DSTTが発売されたようです。
こちらに関しては語るまでもないと思っています。
目立った変更点と言えば
・ロット番号を確認するとASDTF02になっている。
・インテル製のフラッシュメモリが基板裏側に配置変更された。
→フラッシュメモリが少しズレて接着されている不良品が結構あるようで、そのためにガワが微妙に歪んでいる場合がある。
また殻を割ろうとするとフラッシュメモリがポロリと取れてしまう可能性が高い。
こんな感じです。

他所ですでにレビューしているところもありますし、新IC版のレビューに関してはそちらを参考にしてください。

投稿: MOO | 2008年12月15日 (月曜日) 午後 10時37分

こんばんわ

この前は有難うございました。
そいません。もう一点宜しければ
教えて欲しいのですがDSTT Advance
も所有してるのですが最近まで偽物だと
思っていなくてDSTT Advance用のカーネル
を使っていなくてdSTTの公式用のv1.16
カーネルで使用していました。
特にそれで問題はありませんでしたが
ご説明見て察するにDSTT Advanceは
偽物ですけどv1.16でも問題なく使える
という事でしょうか? それともAdvance用のカーネルを使うほうがベストなのでしょうか?

宜しければご回答お願いします。

投稿: とっきー | 2009年1月 4日 (日曜日) 午後 09時26分

>とっきーさん
>>ご説明見て察するにDSTT Advanceは
偽物ですけどv1.16でも問題なく使える
という事でしょうか? それともAdvance用のカーネルを使うほうがベストなのでしょうか?

本来であればDSTT-ADV用のカーネルを使う方がベストですが、最近の対策版であればv1.16カーネルを使い続けても問題はありません(ただしv1.17以降にどうなるかは分かりません)
また初期版のDSTT-ADVだとしてもフラッシュメモリ部分の左側上から7番目、8番目の脚をショートさせれば対策版に変わります。

個人的に一番、安全だと思うのは
ボヤッキー氏がリリースしたv1.16カーネルの破壊コード部分を無くしてしまうTMENU.ipsを当てて、v1.16カーネルの毒抜きをする方法。
補足として拡張子が.ipsのものはWinIPSというソフトなどを使ってv1.16カーネルに適応させます。
確かボヤッキー氏がホムペを開設しているみたいなのでそちらでTTMENU.IPSを入手してください。
もし置いていないようであれば、一言言ってくれればミラーとしてこちらで公開します。(転載可能らしいので)

投稿: MOO | 2009年1月 5日 (月曜日) 午後 01時53分

MOOさんご回答有難うございます。

あの後試しにDSTT-ADV用のカーネルを
使用してみました。余り変わりませんが
なかなか使いやすくこれもまた良く感じ
ました。

DXで買ったものですが対策版ぽいですね。
なのでどちらでも良さそうですが・・
DSTT-ADV用のカーネルは更新止まり気味
と聞きましたが公式カーネルv1.16とDSTT-ADV用のカーネルを比べた場合の性能差
とかあるのでしょうか?

毒抜きの方法教えて頂き有難うございます。
おっしゃる通りv1.17以降は使えても壊れるかも知れないですね。逆に問題ない場合もありそうですが。。
そもそも偽物だと知らないでぜんぜん気にしないで公式カーネルv1.16で使用していましたが・・無知とは怖ろしいです。
破壊対策出来てない物であれば壊れていたわけですからね。単純にDSTT-ADVでSD横刺しで
わぁー新型だと思って飛びついてみたのですが実は性能は何も変わっていない上に偽物という結末で(笑)


投稿: とっきーさん | 2009年1月 5日 (月曜日) 午後 10時46分

>公式カーネルv1.16とDSTT-ADV用のカーネルを比べた場合の性能差とかあるのでしょうか

両方とも最近のソフト(特にスクエニ関連)には対応してなかったりしますので、違いと言えばメニュー画面が違うとかその辺だと思います。

あっでも少しだけ気になる記事があるので念のために読んでおいてください。
→ttp://nfo.blog85.fc2.com/blog-entry-644.html

要するに
1、純正カーネルv1.15を普段はDSTTで起動していた
2、上記のカーネルをDSTT-ADVでも起動
3、DSTT-ADVで純正カーネルv1.15を起動後に、microSDを差し替えてDSTTで起動。
4、DSTTの起動率が低下し、フリーズする。

この件については過去に少数の報告があったみたいですが、当方では未確認です。
FakeRecoveryやYSMenuで復活出来るみたいですが、カーネルの使いまわしだけはやめておいた方がよいのかもしれません。

結論としては
カーネルが両方とも更新されていないので、
お好きな方をどうぞ!
ただしそれ専用のカーネルを使い続けるのが一番賢明。
また同じカーネルの入ったmicroSDをDSTT、DSTT-ADV、U2DS間で使いまわしするのはやめましょう。
今は相当安いですし、各マジコンに一枚ずつがいいかなと思います。

>おっしゃる通りv1.17以降は使えても壊れるかも知れないですね。逆に問題ない場合もありそうですが。。

今回のDSTT-ADVのv1.16対策は
例えるならビデオテープにあるコピーガード用の爪みたいなものです。
なのでFlashを書き換えるみたいなことはそう簡単には出来ないとは思いますが、v1.17が登場するかどうかも分からない現状なので、リリースされたとしても当分は様子見がいいかと思います。
なのでどうなるかは分からない、保留という形にしておきます。

投稿: MOO | 2009年1月 6日 (火曜日) 午後 04時07分

なるほど。

そうですね。無理して使う事もなそうなので専用のカーネルをそれぞれ使うことにします。

大変参考になります。
ご丁寧に有難うございました。

投稿: とっきー | 2009年1月 6日 (火曜日) 午後 04時42分

ご相談なのですが、ボヤッキー氏の毒抜き用カーネルをミラー公開していただくことは可能でしょうか?
転載可能ということでしたので、現在他に入手先がいな現在、可能であれば是非お願いしたく。

投稿: 名無しさん | 2010年4月 8日 (木曜日) 午後 06時16分

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